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日本人の黒髪は、結う人の年齢、身分、またTPOなどによって、時代の流れの中で多様にアレンジされています。同じ名前の髪型でも、結い上げ方のニュアンスや飾りによって、江戸風、京風、未婚、既婚など 様々な違いがあります。ここでは代表的な日本髪の髪型、その特長をご紹介致します。
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日本人の黒髪は、結う人の年齢、身分、またTPOなどによって、時代の流れの中で多様にアレンジされています。同じ名前の髪型でも、結い上げ方のニュアンスや飾りによって、江戸風、京風、未婚、既婚など 様々な違いがあります。ここでは代表的な日本髪の髪型、その特長をご紹介致します。
文金高島田島田髷は、根で束ねた髪を一度後ろへ折り曲げて結び「いち」を作った形が特長で、中でも「文金高島田」は、根の位置が最も高い髪型。和装婚礼において、最も格が高い花嫁の正式な髪型である。 |
芸子島田/中高島田高島田よりも根を低く結う事から「中高島田」と呼ばれる。髷が小振なため、地味な印象。笄や飾りを付けると「芸子島田」とも呼ばれ、落ち着いた中にも艶やかな印象となる。 |
つぶし島田「中高島田」よりもさらに低めに根を入れ、髱(たぼ)は長めにし、全体的に重心を下げることにより、落ち着きのある島田に。また、中に空洞を作らずつぶして結い上げた髷が、粋な印象を醸し出している。 |
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おしどり雄「結綿」に橋の毛をかけ、鹿の子や簪で可愛らしく飾ることで、羽の派手なオスの鴛鴦をイメージした髪型。髷の小ぶりな「奴島田」に橋の毛をかけ、鹿の子を使わない場合は「おしどり雌」という。 |
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大垂髪前髪はとらず、前髪部分には「丸かもじ」をつけ、髪上げ具として「釵子(さいし)」、額櫛をつける。鬢(びん)は、髪を左右二つに分け、横に張りだして結い、後ろ髪を絵元結や、水引などで束ねる。 |
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